秋田県の文化
秋田県には秋田、能代、鹿角、大曲、横手などと、やや小ぶりながらしっとりとした個性のある街が多い。それぞれの街に固有の祭りがあるのは、たぶん盆地ごとに地域の文化を育んで来たからではなかろうか。一方自然においては北には白神山地、東には八幡平と秋田駒ヶ岳、南には栗駒ヶ岳、鳥海山があり、それぞれにブナ林がしっかりと茂っている。また十和田湖、田沢湖もあり、溢れんばかりの自然である。秋田の道は春夏秋冬どこを走っていても、自然と人間の織り成す風景が我々が失いかけている自然への畏敬や郷愁を思い出させてくれる。
秋田美人の由来
秋田といえば条件反射的に出てくる言葉は「秋田美人」ではなかろうか。その由来は日照時間が少ない、霧が多い、殿様が美人を集めた、とかあるそうだが、私の感じではロシア人の混血説が一番説得力があると思う。その証拠の一つとして秋田県はヨーロッパ系の犬種だそうだ。そのうちにDNA による確認がされるのではないか。人種問題は現在タブー視されているので、発表はやや遅れるかもしれない。
大湯のストーンサークル(環状列石)
秋田県鹿角市近くにあるこのストーンサークルは、昭和6年耕地整理中に発見された。道路をはさんで野中堂と万座に2つあるサークルの径は42m、48mで各々二重の環状になっている。この不思議なモニュメントは何であろうか。日時計説、墳墓説などがある。
私はここを三度訪れたが、すぐ隣のリンゴ園で、もぎたてのリンゴを丸かじりした時の甘酸っぱい味を今でも思い出す。
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