福島県の文化

鶴ケ城 (会津若松市)
  会津若松へは雪のある冬に行きたかった。そこには純白な鶴ケ城、飯盛山、日新館などがあるからだ。松平容保(かたもり)や白虎隊に代表される会津人の愚直なまでの実直さを実感したかったからだ。私としては詳しいことは解らないが、飯盛山の博物館には松平容保が京都守護職の頃の忠勤を孝明天皇から内密の宸翰で褒められている。新後の薩長体制では厳しい報復が待っていて、下北半島の斗南藩へ転勤させられた。それは容保が言い訳がましく見えるため天皇からのお墨付きを死ぬまで出さなかったため、といわれている。

大内宿(おおうちじゅく)
  約20年前から行ってみたいと考えていた民家集落である。湯野上温泉から山寄りに入って行くと清流が岩で砕けて白く砕けて流れてい、まるで奥入瀬渓流のようだ。大内宿は今でも端正な茅葺きの民家が整然と並んでいて江戸時代にタイムスリップしたようだ。ここは高遠そばが名高いが私はそば100%の頑固そばを食べた。久しぶりに信州そばを食べたような気がした。尚ここからはブナ林の小野岳が近い。

 会津若松にあるそば屋で蕎麦がきなどを