ボーヌ
 ボーヌと言えばオテル・デューである。「神の館」である病院は1443年にブルゴーニュ公の大法官であったニコラ・ロラン夫妻が建てた。病院と言っても病を治すところではなく、末期患者のホスピスであり残された時間を有効に充実して過ごす場所であった。またこの施設には特級の葡萄畑が1300haもあったので、その売上で施療院の維持に当てられた。

▲中庭

▲「貧しき者の広場」には左右に24個のベットがある

▲天井には豪華な絵が描かれ末期患者が静かに死を迎えるようにしてある

▲かわいらしい子供たちが先生の話を一生懸命聞いている

▲装飾文字のタイル

▲聖ミッシェルが蘇った人々を測っている

▲衝立画の向かって右側下部には地獄に落ちて絶望する人々が描かれている

▲タペストリーには傲慢なエロワが自分の馬のひずめを少しでも早くつけようとして馬の足を切ってしまった。

▲街の中にはニコラ・ロランのだまし絵がある