街名 サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ付近の巡礼姿
特徴

現代に生きている巡礼

現代に生きている巡礼
  サンチャゴへの巡礼は11,12世紀頃は年間50万人にも及んだ。その頃は宿も無く、追いはぎは出る、交通手段も自分の足のみが頼りだ。しかし人々は熱に浮かされた様に巡礼に出た。その頃の社会的、政治的背景はあろうが、とにかく歩いたのだ。現代の巡礼者はどんな気持ちで巡礼に出るのだろうか。歩いている姿を見ると、若い男女のグループに年配のお母さん、カップル、多いのは4050歳の男性3、4人グループ、男性一人旅もいたが何を考えながら歩いているのだろうか。それから老夫婦もいて、プエンタ・ラ・レイナの巡礼者像の前で写真を撮っていたら「シャッターを押してくれ」とのこと。夫人は奥ゆかしく遠慮していたが主人に督促されてカメラに収まった。どこからかと聞くとオランダからであった。巡礼者はそれぞれの目的を持って歩いている。それを正面から撮影するのは気がひける後ろからか遠くからしか撮れない、若い巡礼団でやっと撮影した。はにかんでいた。
 
▲野超え山超え標識の沿っ


▲若い巡礼者

▲巡礼の標識が完備されている 

▲羊飼いの叔父さん:叔父さんに撮影の許可を得るとはにかんでいた。羊を誘導する利口な犬に感心