街名 サングエッサの初期ゴシック人像円柱:サンタ・マリア・レアル教会
特徴 人像円柱の過渡期を代表する

ティンパヌムの最後の審判
 中央に坐るキリストはこの世の終末に審判を下している。彼の右側には、彼によって選ばれた天国に行く人々、左側には地獄に落ちる人々がいる。片隅には魂の重さを測る大天使ミカエルがいる。

▲ファサードはぎっしりと彫刻で埋め尽くされ ている 

▲最後の審判

人像円柱
 このように柱から人の像が浮き出るようになったのは、初期ゴシックからで、フランスのサン・ドニ修道院、シャルトルの大聖堂からだ。右側の円柱にはペテロ、パウロ、ユダがいる。ユダは一番外側にいるため風化が激しく現代になってもいじめにあっている。

▲最も古い人像円柱(左から三人のマリア:マグダラのマリ ア、聖母マリア、聖ヤコブの母のマリア)

ユダは今でも風化と言う辱めにあっている


ファサード上部には旧約の王達?がぎっしり並んでいる