楯築神社、阿知神社
楯築神社  岡山県倉敷市矢部向山
阿知神社  岡山県倉敷市本町12−1
  倉敷市矢部向山の山頂にあるこの岩組は中心に立石があり、その廻りを二重に円形状の環状列石が取り巻いている。このストーンサークル的配石と中心にある祠の中に呪術的な彫刻物からして古墳と思われる。私の考古学の師である原田大六先生によると、祠の中の石を桃果の陰形と縦縞模様の帯とでがんじがらめに巻き付けられている事からして遺骸の鬼を呪縛した表現である、とのこと。なお黄泉物語では桃果を鬼に投げつけて鬼がひるんでいる間に逃げている。

▲山頂のストーンサークル

中央が神社でその祠の中にご神体があった。


修復する前のストーンサークル。斎藤が発見し重森が見聞して感銘を受けた。松尾大社の上古の庭にある傾斜した石に反映された。

松尾大社(上古の庭):不安定な傾斜した石は重森が上記楯築神社から触発された石組
 
▲中心にある祠                          ▲祠の中のご神体 

神殿

▲阿知神社の磐座
(鶴島の羽石)

▲山頂には巨石がたくさん有り、神域を形成している

阿智神社より家並みを見る

▲倉敷市