大徳寺・芳春院 |
京都市北区紫野大徳寺町:TEL 075-492-6010 非公開、ただし春秋に特別公開あり |
1608年(慶長13)加賀百万石前田利家公夫人の松子が建立。玉室宗珀和尚(直指心源禅師)を開祖とする。芳春院とは松子夫人の法号。前田家の菩提寺。 1796年(寛政8)全建物炎上、1798年(寛政10)現在に残る客殿、庫裡、閣などが再建された。 この寺院を有名にしているのは呑湖閣である。 呑湖閣 1602年(元和3)京都の名医横井等怡と小堀遠州が飽雲池、打月橋、呑湖閣を建立。1796年(寛政8)焼失。金閣、銀閣、飛雲閣の京の三閣に呑湖閣を加えて京の四閣と呼ばれる。 閣上に前田家の先祖の菅原道真公をまつり、閣下に玉舟和尚像、皇族等を祀ってある。 庭園 呑湖閣の横に江戸時代末期のような庭園がある。立派な石が配置されているが、荒廃し、かつ形式的。 方丈の南にある枯山水の庭園は近年中根金作氏によって作られた。 |
▲深い庇と枯山水 |
▲滝とその前にある水配石。手前は舟石 |
▲呑湖閣と渡り廊下 かつての西芳寺、金閣寺、銀閣寺もこのような景色であったのだろうか |
▲左下にある立派な石の滝 |
▲芳春院への道 |
▲山内の養徳院 |