蓬莱山

▲石舞台  石室を覆っている石は亀である(斎藤説)とのこと、単なる覆いであれば、このような巨大な石を用いる事はないはずだ。神仙蓬莱思想に基づいて、黄泉の国でも不老不死を願っての事だろう

▲奈良・平城京  飛鳥時代から奈良時代にかけては、皇族がたは神仙蓬莱思想に基づいた不老不死を願っていた。一方奈良時代から平安時代にかけては、極楽往生思想が盛んになるので、その思想に基づいた須弥山の可能性も棄てきれない、との説もある。

▲鹿苑寺  金閣の前にある葦原島は蓬莱山

▲二条城  典型的な蓬莱山を亀が背負っている。松も聖樹として、亀が背負っている

▲南禅寺・金地院  亀が傘型に整えた柏槙をを背負っている。完全な形の蓬莱山だ

▲桂離宮  松が植えられている蓬莱山