玉鳳院 枯山水 桃山〜江戸初期
京都市右京区花園妙心寺町 (非公開)  
沿革
  方丈は妙心寺の開基である花園天皇の尊像がある。また妙心寺の開山である、無相大師(開山慧玄)の尊像を祭る微笑庵・開山堂(重要文化財)は東福寺から移築されたものである。
庭園
  豊臣秀吉の長男棄丸君を祭る祥雲院殿霊屋前にある庭園は来迎の庭ではないか、といわれている。

▲玉鳳院

▲方丈にも公家の館のような高欄があり風格がある

▲妙心寺型灯篭 
 基壇は大面取りの正方形、、基礎は正方形、竿は六角形で太鼓形、中台は八角形、火袋は正方形、宝珠は六角形

▲平唐門  この門は」後小松天皇の邸宅から1409年に移築されたもので、応仁の乱でも焼け残った。そのときは妙心寺の勅使門であったが1600年にここに移された。

▲お霊屋の前庭は来迎の庭ではないか。平らな石が舟、右の赤い石が釈迦、木の下の石が阿弥陀と解釈できないだろうか。

▲開山堂の横には立石による複雑な庭