日本庭園の大半は以下のような象徴庭園である。
象徴庭園は抽象化度に応じて二段階に区分した。

1・2象徴的造形

 大半の日本庭園はこの範疇に属する。問題は象徴的に造形した中身の程度であるが、ここではその内容を論じるのではなく、区分について論じることとしたい。
@自然風景をデフォルメ(やや抽象)した造形(デフォルメした自然:荒磯・洲浜・遣水など)

洲浜
:単なる自然の風景を表象化したのみではなく、極楽をも象徴しているので極楽の視覚化も兼ねている

東院

毛越寺

西芳寺

天龍寺

桂離宮

桂離宮

遣水

毛越寺

法然上人絵伝
http://muso.to/teienn-oosawa-yarimizu.JPG








大沢の池

荒磯

法金剛院

浄瑠璃寺

曲水・荒磯・洲浜

宮跡

A神話・仏典・禅語録などの物語を視覚化した造形
(蓬莱山・須弥山・極楽・九山八海など)
上記@の自然風景の表象による造形に比べて
神話、仏典、伝説の物語は沢山あるので、これらを視覚化した造形は多く作ることが出来る。

須弥山

東院

毛越寺










万福寺

北畠神社









東福寺









酬恩庵

龍門瀑









 西芳寺









 天龍寺
 
 常栄寺

保国寺

普賢寺

鹿苑寺

鶴島・亀島・蓬莱山

六義園

栗林公園

金地院

坐禅窟・坐禅石

瑞泉寺

永保寺

西芳寺