西本願寺対面所庭園 桃山時代 枯山水、飛雲閣
京都市下京区堀川通花屋町下ル  電話:075−371−5181(事前申込)
  当庭園は聚楽第から運んできた石によって作られている。ただし庭の構成は当初のままなのか、新しく構成したのかは不明だそうだ。多分元ままの形に再現した、と言われている。ただし、私の印象では狭いところにギシギシ石だけが詰まっていて、作り物の箱庭のような感じを受ける。秀吉が作らせた安土桃山時代の庭ならばもっと暴れまわっていてもよいのでは。

▲枯滝  蛾蛾とした深山に発した川はやがて大河になり、滔々と流れる。▲蓬莱連山

▲鶴島と亀島が向かい合っている

▲手前の亀島と鶴島の羽石  亀尾石はピンと立って元気がいい

▲鶴島の羽石は聚楽第から運び込んだだけあって名石だ

▲亀島と北側護岸を結ぶ切石橋

▲庭園南側の隅にまでにまで名石がふんだんに採用されている

▲聚楽第にあった飛雲閣  
  秀吉が金閣、銀閣に倣って作った。絢爛豪華な庭に瀟洒な館が想像される

▲飛雲閣前の庭園改修工事(左)

▲飛雲閣前の庭園改修工事(右)
枯滝
亀尾石
鶴島の羽石
亀島の亀頭石