織寶苑
京都市左京区岡崎最勝寺町13京都会館内  電話:075−752−0236 特別公開日のみ
  当庭園は東山を背景とし、また琵琶湖疎水の水を出来る絶好の場所にある。この地に庭園を造ったのは明治42年に南禅寺一帯の宅地開発に取り組んだ塚本与三郎によってである。その後、1925年に岩崎小弥太の別邸となり、現在の織寶苑になったのは昭和23年からである。作者は7代目小川治兵衛の長男保太郎である。そのため付近一帯の庭園、すなわち平安神宮、無隣庵、何有苑などと同様な地形に類似の手法で作られている。

▲広大な庭園は東山連邦を背景としている

▲入り口を入ると切石の橋を渡り林の中の小道へと誘われる

▲小道を行くと東屋にでる

▲木立の中の曲水には豊かな水が流れている

▲州浜の奥には石で組まれた岩山が見えるが滝を落とすために組まれた

▲茶室への道

▲茶室(涼流亭)前の灯篭。尚写真左上には二段の滝の一部が見える

▲苑路を抜けて振り返ると東山が望める

▲沢渡り  琵琶湖疎水の水を利用した曲水や池には飛び石を採用している

▲二段の滝が落ちている  深山幽谷の景

▲館の正面から見た地泉