青蓮院
京都市東山区栗田口三条坊町69-1  電話:075-561-2345
  青蓮院の歴史は古く天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つである。最澄が比叡山を開くにあたって、山上に僧坊の住棒を作ったが、その一つの青蓮坊が青蓮院の期限である。平安時代の末期には慈圓のときに最も栄えた。彼は「愚管抄」を記し法然、親鸞を育て寺領を与えた。これが知恩院と本願寺の起源である。青蓮院は門跡寺院だけあって、全体的にゆったりとした雰囲気である。庭園は東山を背景とした滝と池泉からなり、江戸時代のものであるが王朝の香りがする。

▲青蓮院の象徴とも言える大楠

▲東山(粟田山)を背景として築山、池がありそこには大きな岩島がある

▲豪華な築山、右側には滝が落ちている

▲東山からの水を利用した豪華な滝。当院には日本三不動の一つである青不動があることからして、この滝は不動の滝を意味しているのではないだろうか。

▲きれいな紅葉

▲王朝の香りがする、ゆったりとした空間。右の門は四脚門