街名 トーレス・デル・リオ
特徴 モサラベ美術の影響を受けた天蓋

エステーヤを西に25Km程行くと、これだとすぐ判る小さな村があった。八角堂はすぐに分かったが、ドアが開いていない。近所の子供に聞いたら、鍵を管理しているおばさんがいるとのことで、すぐに開けてくれた。中に入ると、24本のリブで支えられた天井が誇らしげにあった。このようなドームに包まれていると何か安心感に満たされる。このリブ構造はイスラムの影響だ。しばらくすると70歳くらいのお婆さんが入ってきた。徒歩による完全な巡礼姿だ。そのためか肌は黒くてカサカサだ。うーん、それにしても元気がいいなー。聞いてみるとウエスカから来た、とのこと。そこならレンタカーで初めて訪ねた町だ、目がいやに若くて尊敬の念と親近感が沸いてきた。


▲モサラベ美術の影響を受けた天蓋(クーポール)
 
▲トーレス・デル・リオ村を望む(右側の塔がトーレス・デル・リオ)  ▲簡素な入口
 この木陰でランチタイム