アルテンシュタット
  アルテンシュタットにはロマネスク教会と素朴なキリスト磔刑像がある。場所はロマンチック街道を南下しショーンガウ手前を右折して2〜3km行くと小さな村に清楚な教会が立っている。堂内には1200年ころ作られた「グロース・ゴット」(大いなる神)が祭られている。この鄙びた環境だからこそ800年前のままのロマネスク様式の教会が時の流れに逆らっているのだろう。

▲聖ミヒャエル教会

▲堂内に入るとシンプルで清楚な雰囲気が漂っている

▲祭壇の上にはロマネスク時代の木彫りの磔刑像が祭られている。その下にはぽっちゃりとした農民風のマリア様が頬に手を当てて何か思案顔だ。この時代の像はのどかな感じをしている。後世はリアルな描写になりキリストも悲壮な描写になる。
  天井構造は横断アーチが受けた力はそのまま柱に吸収されている(壁構造から柱構造に)

▲シンプルな構造 塔の高さ32m

▲厚い壁(上部:97cm)、小さな窓はロマネス様式

▲側廊の天井は交差ボールとの兆候

▲柱頭の模様は奇怪な珍獣ではなく清楚な模様

▲夫々に意匠を凝らしている

▲白い石の陰影がきれいだ

▲洗礼盤の模様

▲柱基礎の意匠

▲山の上にある巡礼教会

▲ホーエンパイセンベルク(海抜998m)から見たパイテリング村

▲アルテンシュタット村付近の風景
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