ドイツレンタカーの旅 |
今までレンタカーを使用した旅はイギリス、フランスとスペインのサンチャゴへの巡礼の道で、相当の長距離を移動した。自由があって非常に便利であった。ところが今回のドイツにおいては結構不便なことがあったので、参考までにメモをした。 1.便利なところ @全国に張り巡らしてあるアウトバーンは完全無料 A交通信号がいたるところにあり、地図を持っていれば迷うことがない B交差点などのルールが曖昧でなくハッキリしているので解釈に混乱がない C荷物は背負うことなく、どこにでも移動ができる Dガソリンスタンドで食事はできるし、地図、食料も売っている。大まかな地図は日本であらかじめ購入してルートを調べておくが、地方のシティーマップは最寄のガソリンスタンドで購入し旧市街に乗り入れる Eホテルのリザーブをせずに田舎のドライブを満喫できる。今回は景色の良いアルプス沿いの街をブラリと訪れ、少しイタリアをのぞいたり、オーストリアのチロル地方、ドイツ南部をドライブした。。ホテルはいたるところにあり、もしなくても隣の町を訪ねたり、自動車の中で泊まっても良い。 2.困ったこと 私の旅の主な目的が中世以来の古い修道院や大聖堂を訪ねることにある。よって旧市街は一様に小さく、込み入って、道路の幅が狭く、山の上にあり、一方通行、ホテルに駐車場がない。など不便な条件がふんだんに揃っている。中世の街はドイツに限らずどこの国でもそうであるが。 @一方通行がほとんど。地図上では行けても、実際にいってみると進入できない。 Aホテルに駐車場がないので、やっとホテルにたどり着いても、そこから駐車場に車を移動する必要がある B街によっては城壁の中の旧市街にはパーキング場がないことがある。住人のみが使用できる。 3、結論 @レンタカーは田舎で借りて田舎で返す A風光明媚な田舎の旅に便利。きれいな景色のあるところを自由に巡ることができる B中世より歴史のある教会、城のあるところは出来るだけ避ける Cそれでも小さな古い街に泊まるときは、なるべく城壁の外か、城壁の付近にする D予めホテルからアクセスマップを入手していく(インターネットサービスが結構ある) 備考 ゾーストは最も苦労した、今まで何度も苦難を乗り越えて旅をしたが、最後の宿泊地(レンタカーを返す場所)が最も困難であり、道に迷い、皆さんに訪ねたが埒があかず途方にくれたたときは思わず涙が出てきた。しかし捨てる神あれば、拾う神ありだ。丁度タクシーがすぐ横で客を下ろしたのだ。慌ててタクシーを捕まえた。先ずホテルについて行き、荷物を降ろし、レンタカーを返却し(郊外の15分も先)、今度はタクシー乗りホテルに帰ってきた。あーこれで旅が終わったのだと実感した。 |
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