ケルト人の聖地:ストーンサークル(ソールズベリー郊外)
世界で最も有名なモニュメントの一つである。しかし誰が、何のために建設したか、については全くわかっていないのではないか。先ず誰がであるが、従来からよくある説であるが、ケルト人といわれてきた。しかしそのつもりでインターネットを調べるとイベリア人との説になっている。あのイベリア半島のイベリアだ。紀元前3000年から前2000年頃の話なのではっきりとしないが、現時点ではこれが定説になりつつあるようだ。その後ケルト人が紀元前7世紀頃から入ってきてストーンヘンジの文化を破壊したそうだ。次に建設の目的であるが太陽信仰説がよく言われているが、現代のコンピューター解析で証明するような内容だろうか。話は変わるが、この石はの原産地は外側にある最大50tの大きな石は約38km離れたマーリボローのサルセン石で、内側の青石は約220kmも離れたサウス・ウェールズだそうだ。大変な苦労をしてまで運んで作るのであるから、命の次に大事なものであったに違いない。なお、ここから約30km北のエーヴベリー村には約100個の石で直径180mのサークルがあるそうだ。またドーバー海峡をはさんでブルターニュのカルナックカルナックにはアリニュマンが延々と約3kmも連なっている。
  蛇足になるが、ここへは予てより訪ねてみたかった。ちょうど11年前の6月28日にやっと念願がかなってここへたどり着いた。私の誕生日に来たのだ。盆、暮、連休でもないのに会社を休んでよく行ったもんだ。

▲現地で購入した絵葉書より

▲サークルの内側より外側を望む


▲巨石に乗るまぐさ石

▲ソールズベリーからタクシーで約20分で原野の中に古代のモニュメントが出現する