ファーレーズの林檎の教会  カーンからバスで約約30分でファーレーズにつくが、そこのインフォーメーションでタクシーを呼んでもらい、約10分。タクシーは1時間後に迎えに来てもらった。
  この小さなサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂という。日本人アーティストの田窪恭治氏が再生した礼拝堂で有名だ。氏は自分のイメージに合う小さな教会を探していたが、この礼拝堂に出会ってからは即座に家族とともにこの寒村に移り住んだそうだ。当初は住民の中にも氏による礼拝堂の再生を快く思わない人もいたが、熱心な再生活動が次第に村人の心を掴んだようだ。私はこの小さな試みに感動した。氏の作品野で気が良い事は言うまでも無いのだが、氏の情熱が日仏の架け橋になったのだと思う。日本人の誇りとして語り継がれてほしいものだ。

▲礼拝堂外観と萱の大木

▲屋根は氏のアイディアで透過性のプラスティック.そのため室内は明るく輝いている

▲入口から正面の祭壇を望む。室内にはたわわに実った林檎で満たされている

▲入口を取り囲むように林檎が茂っている

▲林檎が壁の外にも伸びている

▲入口の扉には寄進した人々の氏名が刻まれている
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