カーンと郊外の教会
  カーンはノルマンディーの首都。ウイリアム征服王は従妹に当たるマチルダと結婚した為ローマ法王のレオ9世により破門された。王はその怒りをとく為に男子修道院(1066年)と、女子修道院(1062年)を創設した。
この街は玲のノルマンディーの上陸が行われたところである。歴史的な遺産も殆んどは解されてしまった。それが丹念に修復されているので、改めて歴史遺産の保存に付いて考えさせられる。
  カーンに行くのであれば、お勧めしたいところが二ヶ所ある。
一つ目:有名なホームページ「ほあぐら」にはフランスを中心として、ヨーロッパじゅうのロマネスクをカバーしている。その中に「カーンの三姉妹」として紹介されている。私は今回タクシーで回った。
二つ目:ファーレーズの郊外に日本人が再生した礼拝堂がある。林檎の教会として有名であるが。我々日本人の誇りではなかろうか。

▲男子修道院

▲サンテティエンヌ教会

▲トリニテ教会(隣には女子修道院がある)

▲トリニテ教会の内部

▲古い建物

▲サン・ピエール教会 (ルッケヴィル村) 外観からしてロマネスク教会だ

▲内部は素朴ながらがっちりした柱頭がひしめいている

▲エジプト逃避

▲トマの不信

▲セッケヴィルの教会
教会の入口は幾何学模様の小さなタンパンがあり、二層の装飾壁アーチで飾られている。また半円アーチ窓を持つ三層の鐘楼は堂々としている。中に入るべく近所の家を4軒訪ねたが、祭日のみ開かれるそうだ。

▲ターンのサン・ピエール教会
 「ほあぐら」さんの書かれている教会は此処から200mほど先の森の中にある。但し私はタクシーの運転手が知らない、とのことであったので、やむなく引き返したが、帰国してこの教会のパンフレットを見てみたら、裏側に「ほあぐら」さんのホームページと同じ写真が記載されていた。恥を偲んで記載する。もう一歩であったのに悔しい!

▲以上の失敗談を「ほあぐら」さんにお話したとこら、武士の情けでこの写真を頂いたので記載する

▲確かに美しい
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