フランス最期の宿駅:サン・ジャン・ピエ・ド・ポール
バスクの伝統が息づいている街
 夕暮れになると国境の町は静寂に包まれる。かつてより巡礼が渡った橋から日没後の夕焼けを見た。燕がいたるところで舞っている。川沿いのレストランでのバスク料理は満足したが、ほろ酔い気分で歩いていたら青年たちが歌を唄って気勢を上げていた。外のテーブルにはワインが10本くらい並んで主が来るのを待っている。明日が早くなければ寄り道してバスク青年の気概を聞いたのに。残念。

▲ノートルダム教会

▲バスク地方のスープなどを食べた、美味しかった。帰りしな様式の彫刻に別の食堂ではバスク青年同盟?が歌で気勢を上げていた

▲フランス側からスペイン側に国境を越えた巡礼者。しばらくすると今度は一人の女性が来た、峠の記念撮影のシャッターを頼まれた。ドイツから来たとのことで今日が初日だそうだ。サンチャゴまでウーン!頑張るなー。ここの羊には特別の思い出がある。昨年まじかに撮ろうと開いていたゲートから少し入ったら、羊飼いのおじさんに追いかけられた。今回偶然にもそのおじさんがいたが、知り合いと雑談しながら羊に草を食ましていた。執念の一作。

▲ダックス付近
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