ローマを支えた港町オスティア
  オスティアはローマの南西約24Km にあり、ほとんど人がいないにもかかわらず、まるでポンペイの遺跡のように街全体がきれいに残っている。ゆっくりと古代に夢を馳せるのにはもってこいの場所ではないか。
  ティベレ川河口にあるこの町は文字通りラテン語の「オスティウム」(河口)から来ている。ローマの発展と同時に発展し、初めは軍港として後には貿易港として栄えた。約80万のローマ人の胃袋を支えるために世界中から穀物、果物などが運び込まれた。
  1909年から発掘が始まり現在は倉庫、共同浴場、神殿それのアパート形式の集合住宅などが発掘されている。
  しかしこの街の衰退はローマの衰退とともに始まり、ティベレ川のもたらす土砂の堆積により、しだいに埋まっていった。

▲テクマーノ・マッシモ

▲立派な集合のアパート!

▲アパート                   ▲幹線に面した劇場

▲モザイクはいたるところに                 ▲劇場
 
▲ローマの松                  ▲息子と二人で、ローマの夢の跡を巡る。良い思いでだ
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