街名 レオン郊外のモサラベ様式の精華:サン・ミゲル・デ・エスカラーダ教会
特徴 モサラベ様式の精華
N601のレオン手前約20Kmを右折し、点在する村々を20Km程行くとぽつんと離れた山の上にこの教会が立っていた。このあたりは雨の少ない地方であるがエスラ川に沿って緑の畑が続く。村々には必ず教会があり、その塔の上にはコウノトリの巣がある。羨ましい限りの自然が残っている。
  教会は913年に作られ、天井は木組みで出来ている。柱は大理石で出来ており相当の名石のようで、ローマ時代の遺跡から持ってきたかのようだ。内部のアーチは中央身廊部と側廊部はそれぞれ五つのアーチが掛かっている。また身廊部と内陣は三つのアーチで分けられている。
 外回廊は1050年に作られ、12のモサレベ様式のアーチが美しい。
 すぐ横の土手に腰掛け昼食をした。殆ど来訪者が来ない静かなひと時だ。

▲軽快なモサラベ様式の空間、木製の天井、静かに時間 が流れる。

▲内部のアーチはモサラベ様式の華

▲美しい回廊

    サン・ミゲル・デ・エスカラーダ教会を望む
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