深森家  重森三玲・昭和45年74歳
大阪府豊中市  非公開
東西が長く、南北が比較的浅い敷地に作られた家庭の庭である。
重森は奥行に深みを出すため、東西いっぱいに横長の出島を作った。出島は変化をつけるため、多くの枝分かれした複雑な形態にし、さらに出島には白色とベンガラ色の洗い出しで覆っている。また軒下には重森独自の洲浜模様の敷石が敷き詰められ、奥行きの間隔を強調している。
 個人住宅における穏やかで、心温まる近代的な庭だ。

▲東側よりの前掲  複雑な形の出島二本が東西に走っている。軒内には重森の洲浜が

▲洲浜模様の敷石

▲廊下より

▲幻想的な世界

▲庭園左側

庭園中央部  敷石と印象的な出島

▲右側全景

▲ユニークな三尊石組

▲青石越しの三尊石

▲出島を覆うように作られた洗い出しのデザイン(東側より)。

▲西側より眺めた出島の様子
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