貴船神社 磐境の庭  重森69歳の作品(1965年・昭和40年)。
京都市北区
 重森は原始神道の磐座、磐境に関する研究から、そこに日本庭園の源流を認識した。ヨーロッパ、アジアに広くあるストーンサークルである。日本では小忍と秋田の大湯が有名である。その思想を庭園として再現したものが貴船神社である。

▲鳥居をくぐり、階段を上ると門があり、その横に磐境がある。

▲鞍馬石を始めとした当地の石を中心として作られた

▲岩組みの面白さ

▲磐境の中央には椿の木があるが、貴船神社に因んで船の形をもあらわしている.それ故、椿はふねのマストを象徴している。
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