石像寺 古代の信仰と現代の芸術
兵庫県氷上郡市島町中竹田1003  
  この磐座は氷上丹波の小字名が岩倉にある、その字が示す通り明らかに磐座が石蔵(いわくら)になり石蔵(せきぞう)と言われ、石像と書かれた。尚、本来は神社であったが現在は寺院になっている。さて、当磐座は山の中腹に忽然と姿を現している。朝日を受けた真っ白な巨石を神と言わずに何と表現できようか。この御神体を拝むための拝殿の位置に現在は寺があるが、そこには重森先生による四神相応の庭がある。ここは日本庭園の源流の一つの磐座と現代日本庭園の代表作が揃っている。

▲真っ白な巨石                      ▲巨石の下の祠が

▲古代より磐座信仰のある地に四神相応の庭を作られた
  手前より右回りに青竜(東の流水)、白虎(西の大道)、朱雀(南のくぼ地)、玄武(北の丘陵)を象徴

▲手前の神獣は玄武(黒)は亀、奥は青龍(東)を表す。鐘楼よりの眺めは最高

▲手前は白虎(西)、奥が朱雀(南)  いずれもすごい岩組みだ
 
 


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