縮景園
浅野長晟が上田宗箇に作らせた庭である(1620年)。上田宗箇は和歌山城、名古屋城、徳島城でも庭を作った茶人作庭家である。彼の作風は質実剛健にして絢爛豪華である。現在の縮景園は当初の香りを残しているが、大半の部分は七代藩主の浅野重晟が清水七郎右衛門に作り直させたものである。
 庭は印象的な跨紅橋を挟んで西池(濯えい池)と東池があり多くの鶴島亀島がある。

跨紅橋(ここうきょう)

跨紅橋tp悠々亭
大名庭園では中国式の西湖堤が脇役的になっていたが、ここでは主役である。

清風館と跨紅橋

積翆巌と白竜泉

積翆巌(しゃくすいがん)

緑ひん州(左)と積翆巌


西池の蘭舟島

西池の水心島

東池 奥には悠々亭と三橋(望春橋・昇仙橋・映波橋) 三島(手前より清蓮島・小蓬莱・烟霞島)

東池

超然居と

栗石による洲浜

沢渡り

古松渓

白龍泉
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