安田家・白水庵
奈良市南新町5−1  電話:0742-23-2838   予め申し込みし、先方の都合を伺うこと
  当家は長らく春日大社の氏子総代を勤められた旧家である。そのため池泉式の庭に面した茶席や書院では各分野の文化人が集い文化や国家についてなど談じていた。重森は旧庭の地割を変更することなく、ポイントになる石組みを行った。旧庭は中央にやや大きめの池泉があり、その周りを室町時代風の古式な地割が取り巻いている。

▲入り口には白水庵の額がかかっている。

▲市中の山居を思わせる手水鉢付近

▲茶室前

▲茶室入り口に重森が組んだ三尊石

▲茶室から眺めた景。灯篭の手前の護岸と石橋右側の石(池中にある2石)は重森が組んだ

▲護岸石組み

▲池のほとりにある重森の石組み

▲この護岸を重森は室町時代の様式と判断したそうだ

▲池の中にせり出した書院
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